XLDなどでリッピングしたFLACファイルを個別のトラックに分割する方法 CUEシートを手書きする必要があります

Black Sabbathの1st CDを買いました。

そしたら、なんか複数の曲が1つのトラックにまとめて、くっついてました。

個別に聴きたいじゃないですか。なんでこんな事してるの。YouTubeに上がってる公式音源は分割されてるぞ。

愚痴ってても仕方ないのでやり方を探す。

FLACを分割するには shnsplit というコマンドを使えばいいらしい。(Windowsだと色々GUIツールがあるらしいが、MacなのでHomeBrewから入れる)

で、どんなツールで分割する場合であっても、絶対にCUEシートというテキストファイルを書かないといけない。

これがまた検索しづらい。cueシートという用語はラジオ放送の業界用語でもあるらしく、パソコン用語のcueシートの定義、書き方がまったく見付からない。参った。

ordinarysound.com

頑張って見付けた上記サイトを参考に書いたのが以下のcueシートだ。

1つ目のcueシート.cue

FILE "03 Wasp / Behind The Wall Of Sleep / Bassically / N.I.B. - Black Sabbath.flac" WAVE

    TRACK 06 AUDIO
        TITLE "Behind The Wall Of Sleep"
        INDEX 01 00:00:00
    
    TRACK 07 AUDIO
        TITLE "N.I.B."
        INDEX 01 03:37:00

2つ目のcueシート.cue

FILE "05 A Bit Of Finger / Sleeping Village / Warning - Black Sabbath.flac" WAVE

    TRACK 08 AUDIO
        TITLE "A Bit Of Finger"
        PERFORMER "Black Sabbath"
        INDEX 01 00:00:00

    TRACK 09 AUDIO
        TITLE "Sleeping Village"
        PERFORMER "Black Sabbath"
        INDEX 01 00:54:00

    TRACK 10 AUDIO
        TITLE "Warning"
        PERFORMER "Black Sabbath"
        INDEX 01 03:45:00

で、実際に分割させるコマンド

old.ikoinoba.net

$ shnsplit -f 指定したいcueシート.cue -o flac -t '%n %t - %p' "分割元のFLACファイル名.flac"

未解決の問題

せっかく頑張ってcueシート書いてるのにトラック番号が無視されて01始まりに勝手に改変されてしまう。ほんと何なのこれ…。調べるの馬鹿馬鹿しいからもう諦めて手で直した。

iPhone12で、音楽CDからリッピングしたFLACを聴くにはどうしたらいいか

  • Mac(2023年時点)のMusic.app(旧iTunes)、iPhone12のMusic.appはFLACに非対応である
  • なお、MacのFinderのプレビューはFLACが再生できる
  • iPhoneの内蔵ストレージをMacから操作するにはちょっとした制約がある
  • FLACを再生できるアプリをiPhoneにインストールした上で、USBからiPhoneを開き、「ファイル」→そのアプリ 配下にFLACファイルを置く必要があった

エレキベースのピックアップフェンスが原因で音程が狂うという事例があった

アトリエZ(ズィー)のピックアップフェンスを2つ付けてたんです。かっこいいから。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/125719/

しばらくして、ベースを弾いてると何かがおかしい。特定のポジション、範囲で音程がブレたり、ありえない音程が鳴ったりする。そんなことある!?

グレコのハムバッカーベース。見た目のインパクトがもう少し欲しい

こんな感じで付けました

見た目のインパクト抜群、指置きにもなって便利なはずが…?

弦を交換したりオクターブをいじったり…色々しましたが、なんと犯人はピックアップフェンスでした。

into-guitar.com

 また、副産物的な効果として、フェンスを装着すると磁束密度(≒磁力)が上がりパワフルな音となります。

たぶん今回の原因はコレ。ピックアップのボビンの上にフェンスを持ってくると明らかに出力が上がる。離すと下がる。

磁力が上がるということは、マグネットが弦を引っ張る力が強くなるということ。だから、マグネティック・プルがひどくなるわけだ。はーん、、、そんな事あるんだ…。

自作エフェクター回路図メモ: EMH Fuzz Face

https://www.diystompboxes.com/analogalchemy/emh/emh.html

DIYStompBoxes.com というサイトがあります。いや、あるそうです。エフェクター自作シーンでは著名なサイトらしいのですが、自分はこのEMH FFを作るまで全くアクセスした事がなかったので。

で、そのサイト名の通り、エフェクターを自作するためのサイトでして、そこにパーツ選別が大変重要なFuzz Faceの定数変更を大変、簡単にしてくれる計算機(Webアプリ)が設置されています。

これに従って汎用シリコントランジスタ 2SC1815 GRクラスでFuzz Faceを組んでみたところ、飛び上がるほどよかったので、情報共有しておきます。

※黙って売れば売れるレベルの良さです。

トランジスタのhFEと回路定数について

この記事を読むような人は、誰でも一度は例のFuzzFaceの回路図を見たことがあると思います。

そして、その通り作ってみたけど。なんか違う?という結果になったはずです。

そりゃそうです。

トランジスタは型番ごと、それだけでなく個体ごとにhFE(増幅率)が全然違うのです。

そしてFuzz Faceは、その増幅率を絶妙な組み合わせにすることで、あの特徴的な音色を作っているわけです。

だから、「とりあえずシリコンのNPNトランジスタで組んでみた」場合、意図しない結果になってしまいます。

では、どうしたらいいか。hFEに合わせて、抵抗の値を変更します。

そんな事していいの!?私も思いました。しかし、Fuzz Faceらしい音を出すには必要な事なのです。

変更した値のサンプル

※ここでいうQ1/Q2 トランジスタは、たまたま私が購入した2SC1815 GRをhFE測定した結果が289 / 298 だったというだけです。実際に計算するには、あなたのお手元にあるトランジスタを実測して再計算してください。

実際の値はお手元のトランジスタhFEを実測、再計算してください
  • hFEを測定する
  • R4とGAINポットの値を決める
  • 定数が決定される

騙されたと思って一度、ブレッドボードで組んでみてください。びっくりしますよ。

サウンドサンプル

 

Squier Paranormal Esquire Deluxeギターのロータリースイッチを解析したのでメモ

2023年7月22日(土)に発売されたばっかりのParanormal Esquire DeluxeをFender直販サイトから購入しました。やったぜ。

しかし発売されたばっかりなので(海外では既に発売されてましたが)、ネットに改造向けの情報が何もない。

そのため試行錯誤してわかった情報を置いておきます。

www.fender.com

PEDの基礎情報

  • こいつは、Affinity Telecaster Deluxeとザグリが共通、というかロータリースイッチとピックアップ以外の全てが共通と思われる。
  • 搭載されているピックアップは、Wide-Rangeと名乗ってはいるが、CuNiFeではないので、おそらく旧来と同じPAF系汎用ハムをケースに入れているだけ。
  • 7万円するギターの割には、一切導電塗料が塗られていないせいで、ハムバッカーPUのくせに結構ジージーノイズがある。
  • 私はサイドジャックが嫌いなのでトップジャックに改造したいが、ポットがザグリぎりぎりの位置にあるので、簡単には増設できない。
  • ロータリースイッチ部分のザグリはかなり広いので、追加のミニスイッチを増設するくらいの余裕はある。
  • 色々難点はあるが、とにかく見た目がかっこいい。黒いテレキャスターカスタム、しかもリアハム一発っていう。テレキャスアイデンティティであるプレートが無いのもいい。

ロータリースイッチ解析結果

結論から言いましょう。コイツは、いわゆるストラトキャスターのPUセレクターである、2回路3ポジションスイッチと同等です。

なので、あまり混み入った使い方はできません。

上下に3つずつ端子があり、中央部に1つずつ。

(3 + 1) x 2 = 8

8つの端子がついています。

中央部の端子がそれぞれ上下のグループと関連付いており、3ポジションとショートを切り替える関係です。

回路全体を図示するとこういう感じ。画像左下の「1 2 3 4 5 6 7 8」がロータリースイッチです。

曲芸みたいな配線でダイレクトスイッチとコイルタップを実現しています。

疑似回路図

これ考えた人すごい。

応用: シリーズパラレルスイッチを増設してみた

さて、私はいわゆるハムバッカーのコイルタップが嫌いです。単純に音色がショボいからです。

ところでB.C.Richのオリジナルギターにはとんでもなく大量のスイッチが付いています。その中には、ピックアップのシリーズパラレル切り替えスイッチも含まれています。

もしかして、ハムバッカーのパラレルって素敵な音色がするんじゃないでしょうか?私は期待しました。

苦労した割には得られるものの少なかった回路

結論から言いますと、残念な結果になりました。

パラレル接続って、ようはハーフトーンなわけです。だから、出力はコイルタップと同じか、さらに少なく。高音も削られる。

ただのコイルタップよりもさらにショボい音が出るスイッチを頑張って作ってしまったわけです。ガックシ、、、

サウンドサンプル

 

 

自作トーンベンダーが思いの外よかったので実体配線図を作りました

元ネタはこちら。(Cyclopedic Tonebender Mk.II)

ludwigomen.blogspot.com

なお上記記事は、利用されている画像upサービス「フォト蔵」の不具合で回路図が見えない。

ブラウザを変えるなりしてなんとか発掘できたので、それを参考に作ったら、大変よかった。

これがフォト蔵の不具合のせいで知られていないのはもったいなさすぎる。

回路図の転載 & 実体配線図とパーツリストを置いておきます。

このトーンベンダーのすごいところ

  1. ビンテージ部品を使っていないので部品の入手性がよく、安く上がる
  2. DCアダプター9V NPNで動作可能
  3. サウンドがいい

予算

だいたいケース込みで7000円くらい。

回路図 &配線図

実体配線図 & 回路図

回路図

部品リスト

register 抵抗器 amount
1M 1
470k 1
100k 2
10k 1
47k 1
8.2k 1
3.3k 1
470 1
   
cap コンデンサ amount
10uF 2
4.7uF 1
47uF 1
0.22uF 1
0.015uF (15k pF) 2
0.1uF 3
22pF 1
47pF 1
470p 1
100p 1
   
variohm 可変抵抗 amount
   
   
100k volume 1
20k fuzz 1
10k formant 1
5k Attack 1
   
misc 他パーツ amount
ユニバーサル基板 1
ケース 1
ゴム足 4
フォーンジャック 2
バッテリースナップ 1
DCアダプタジャック 1
クリフ9pdtフットスイッチ 1
LED(Optional) 1
ツェナーダイオード
1N4001
1
Off-On Toggle SPSTスイッチ 1
   
transistor トランジスタ amount
2sc2655 (Y) /2362/2SC1815 3
   
ICソケット(折れるタイプ) 3
   
semi-variohm 半固定抵抗 amount
100k 1
20k 1

 

MTGA: 青黒ならず者ライブラリーアウトビート(デッキ破壊速攻ビート)

2021-10-16現在の制限(スタンダード)に従っています。

一時期、カニを3枚以上入れると露骨にタワーデッキとマッチングしてましたが、そのえこひいきは撤廃されたらしく、最近は70枚くらいとよく当たります。

で、なんでこのコンセプトに落ち着いたかなんですが

  • 露骨にタワーデッキに当たる
  • タワーデッキはサーチを駆使して事故をなんとかするデッキだ
  • ならサーチできないように破壊 & 速攻ビートしちゃえばいいよね
  • おや?デッキ破壊すると火力上がるクリーチャーがいるぞ?

というわけです。

遅延パーツの霊薬とかクラスとかが落ちるとテンション上がります。

仮想敵

  • 白緑ウィニーライフゲインビート
  • 一般的な低速ビートダウン
  • ミラーマッチ(青黒蟹)

苦手な相手

戦略

全てがうまくいけば相手がマナ基盤を揃える前にライフかデッキのどちらかがなくなります。

  1. 「相手の墓地が8枚以上ある時」急に強くなるカードが一杯あります。
  2. 8枚以上すぐ削って、殴ります。
  3. ウィニーメタのために黒1・2・4マナの雑な除去をキメます。
  4. うまくいったらターシャで削りきります。

推しポイント

眼識の収集(レア)

雑に強い。相手のデッキトップ2枚のうち1枚をマナカラー無視して実質手札化する。

だいたい自分自身の使う除去とかアタッカーに相手は弱いことが多い。

空飛ぶ思考盗み

このデッキのエース。1/3飛行のパワーだけ見れば弱いが、3人集まれば+3されて4になる。そこで精神削りの刃とコンボだ。

カニ用の土地を引けなくてもアタックし続けるだけで一人につき2枚ずつ削っていく。カニより頼りになる。

地味に瞬速持ってるので相手のアタック宣言時に出してタフネス1を討ち取る、みたいな動きもできる。

精神削りの刃

カニが!襲ってきた!

カニに装備すると突然カニがアタッカーと化す。ただタフネスは1しか増えない点に注意。

魂の粉砕

呪禁、破壊不能、なんやかや無視してとにかくマナコストがでかいやつを除去できる。3マナと重いがインスタントなので終盤に相手の心を折るのに役立つ。

ローグ・クラス

デッキ破壊要員3号。記憶盗みで殴って起死回生のデッキトップ奪取。アンド反撃。

秘宝のゴーレム

6/6だが8枚破壊するまではモブと化すアーティファクト・クリーチャー。自分自身+2マナで2枚削る効果まである(こちらは最初から使える)。雑に強い。

氷河の掌握

3マナでタップした上に次ターンアンタップしない + 1ドロー。時間稼ぎにgood。

大群への給餌

2マナでエンチャントおよびクリーチャーを対象取って破壊できちゃう。(代償としてマナコスト分ライフを失うが)

クレリック・クラスや膨らんだアタッカーを除去する。

カードリスト

  • 4 送還 (M20) 78
  • 2 眼識の収集 (MID) 241
  • 1 ターシャズ・ヒディアス・ラフター (AFR) 78
  • 10 沼 (XLN) 270
  • 10 島 (DAR) 254
  • 1 多元宇宙の警告 (KHM) 46
  • 1 マインド・フレイヤー (AFR) 63
  • 1 ローグ・クラス (AFR) 230
  • 4 空飛ぶ思考盗み (ZNR) 236
  • 4 血の長の渇き (ZNR) 94
  • 3 精神削りの刃 (ZNR) 113
  • 1 パワー・ワード・キル (AFR) 114
  • 2 魂の粉砕 (ZNR) 127
  • 2 氷河の掌握 (ZNR) 59
  • 3 清水の小道 (ZNR) 260
  • 4 遺跡ガニ (ZNR) 75
  • 3 ブラックブルームのならず者 (ZNR) 91
  • 1 マルドゥの先導 (ANB) 52
  • 1 血の招き (ZNR) 92
  • 1 秘宝のゴーレム (ZNR) 249
  • 1 影のとげ刺し (ZNR) 123
  • 3 大群への給餌 (ZNR) 102