ソルダーノアンプとなかやまかなこモデルSGとDG-STOMPの思い出
黒いSGを持っていました。グレコのなかやまかなこモデルだったはずです。
誰モデルというのは当初わかっておらず、売る時になって初めて知らされた記憶があります。
2ハム、スモールピックガード、TOMブリッジで薄いネック、特徴的なフロントピックアップのサウンド。
「ひしゃげたストラトみたいな音」がなんか嫌で、大阪・日本橋の楽器店に売りに行きました。
楽器店のあんちゃんは、見るなり、ソルダーノのアンプにプラグインすると、とんでもなく美しい轟音を響かせたのでした。
「こんないい音するのに、この値段で手放しちゃっていいの?」
彼はそう自分を諭しました。
その場は、いったん売るのをやめて持ち帰ることにしました。彼は正しかったと思います。
しかし数年後(?)、自分はそのSGと、ヤマハDG-STOMPを当時、懇意にしていたネットの友達に無料であげてしまいます。
もったいないことをした。
どうせ初心者なんて長続きしないのに。
なんだか、その人は出世するような気がして、自分が大切にしていたDG-STOMPとSGをあげなければいけない気がしていたんですよ。今思えばおかしいですね。
ただ、「よい道具は、よい使い手のところにあるべき」というのは当時から思っていて。その人が今どうしているかは知りません。以前の記事に書いた通り、自分は定期的に過去を切り離しているので。
DG-STOMPはいいプロセッサーでした。マルチエフェクターBOSS GTよりずっとわかりやすかった。長時間使っているとかなり熱くなるのが問題でしたが。
DRIVE2チャンネルでジミヘンコードを鳴らすのが大好きでした。
お金がなかったから買えなかったけど、ヤマハのでかいアンプ、メモリーした位置にツマミがモーターで動くやつ。欲しかったなあ。
LEAD1チャンネルが図太い音で、サンタナみたい。あれがメサブギーモデリング?なんだろうか。
昔から好みが変わっていない。